初舞台を終えて。

一応前回のはテスト投稿ということで。

今回、なんでブログを始めようかと思ったのは
3月に有難いことに初舞台を踏ませて頂きまして、その感想をどこかに書こうかと思った時、
Twitterだと書ききれないんです…!!!

140文字にこの月川のパッションは収めきれないんです!!!

あと、Twitterだと連投することで、告知系や頂戴した感想のRTも流れてしまって大変もったいない!

月川、基本的にLINEもメールも長文で書くタイプなんです。
もちろん、仕事のお返事とか簡潔に書く事もあるんですけれど、心の中では書きたいことを削る作業がなかなかに進まずフラストレーションなことも多々ありまして。

ブログを書くにあたって要点をまとめて読みやすくするのは必須なのですが、できることならパッションのまま書き連ねたい所存でございます。

小屋入りの日、シュート中の一枚。エモい。

…えー、既に脱線事故を起こしかけてるのでここからは舞台の感想をば。

殺陣の事前稽古があり、そこで基礎をやった後に通常稽古が始まるという、殺陣作品ではあまりないかたちでの稽古スタートでした。

殺陣指導の岡本 隆先生(殺陣集団獣護鬼代表)と獣護鬼の皆さま

舞台監督の黒木 伸一郎さん

岡本先生は林邦史朗さんのお弟子さんで、大河ドラマ等の経験もある方です。
黒木さんは、舞台刀剣乱舞へプレイヤーとしても出演されていました。

この方々が未経験者や不慣れで危なっかしい私たちをビシビシご指導くださり、なんとか舞台で殺陣を披露できるようになりました。この方々のご指導が無ければ殺陣パートはありませんでした。

そして演出家の方(お名前が出せず…)。
この方、声優パートの指導にあたられることが多かったのですが、傍から聞いてても直すところをイメージしやすい!と、こっそり聞き耳を立てておりました笑

なにより、実際に台本を声に出す模範演技がとにかく聞いてて楽しい!現役の声優・俳優でもあり、劇団を主宰されるということで、タイミングみて舞台へ伺おうと思っております。

音響の高松 佑太さん

劇中や開演前のBGMはもちろん、殺陣の刀が当たる音、刺さる音をその場で対応して頂きました。
殺陣の手が稽古中ガンガン変わって行く中、稽古動画や殺陣の手を現場で確認しつつ合わせて下さり感謝しております。音があるなしで殺陣の臨場感は桁違いに変わります。本当にありがとうございました!

照明の早川 和行さん

役者のTwitterにもいいねして下さる、作品に全力な方なので、役者も全力で応えようとする相乗効果が何度となく現場で生み出されました。
藤堂が死ぬシーン、何度も調整を重ねあの空間を生み出せたのは他でもない早川さんの尽力だと思います。ありがとうございました!

そしてこの流れで出演者の方個人との思い出、感想を書いていこうと思います!

松坂さんが握ってきてくれた17合分のおにぎり。雑穀米入り。

沖田総司(朗読) 役の松坂 依弦さん

みんなのオカン。ゲネで17合ものご飯を炊いておにぎり握ってきてくれました。そしてそのおにぎりは美味。
制作でもあり、衣装班でもあり、プレイヤーでもあるため、そもそもの仕事量が半端ない。それでも役はきっちりこなし、沖田像を殺陣パートと合わせて早い段階から確立してました。
そして、アンケートの「沖田総司の男性の方」率が高い!(私の家族も若干勘違いしてました…)

亜矢(朗読)/剣客(殺陣)の冬野 こまりさん

愛すべきキャラ。永遠の妹属性。そして可愛い。
何かと月川とは殺陣パートで一緒に行動する機会が多かったです。稽古中も一緒に帯の結び方からやりました。
制作班にいるプレイヤーその2ということで、彼女もなかなかにヘビーな量こなしていました。
小柄な体のどこにそのパワーが秘められているのか、我々はその謎を探るべくアマゾンの奥地へと旅立とうとはしてないんですが、いつもニコニコ笑顔で「月川さーん!」と呼ぶ声が思い出深いです。そして可愛い(2回目)
御家族の方が今回小道具の模造刀を木材から加工してくださり、殺陣パート人数分作成してくださいました。ありがとうございました!

何本か劇団に分けていただきました!ありがとうございます!

原田左之助役の藤井 翔也さん

制作班のプレイヤーその3。チケットフォーム等のITキーパーソン。そして甲子園のアナウンス経験者(めっちゃびっくりした)。やはり仕事量が多く、溢れるパワーが寝不足で枯れないか心配でした。でも枯れることなくむしろパワーが日に日に公演が近づくにつれ増していく、しっかり者の真面目な左之助でした!
そして金髪が似合う!いつか地毛も金髪チャレンジして欲しいです。

日比野カオル(朗読)役の千ヶ咲 あいさん

あいちゃん。可愛い。アイドル。
…語彙力レベルを戻しまして。
殺陣パートと朗読パートが合わさるシーンがいくつかある中、殺陣組と一緒にたくさん模索しました。殺陣組の斬る時の声が割と大きい分声を張り上げなければいけないシーン、喉への負担がどれだけかかるのか。他の仕事への影響もある中どうすればいいかずっと役と向き合って考えて直して試してまた直して…とひたむきな姿が彼女の人気なのだろうなぁと近所のおばさんのような心で見ていました。私も負けないぞ!!!

日比野カオル(殺陣)役の舞 夏菜子さん

みんなが「まいまい!」って呼ぶ中、人見知りを発揮してなかなかまいちゃんから進化できなかった時、初めて「まいまい〜!!」って呼んだら「まいまいって呼んでくれた!」ってパッと花が咲いたように笑ってくれたのがしっかり心に残っています。
敵役で絡む時は割とカオル単体狙いで行くことが多く、その度にお兄ちゃん(藤堂)に切り捨てられてました笑
卑怯者らしく、完全に気持ちは「弱っちい生徒を襲う他校のヤンキー」。あの時代にヤンキーは居ないけど、弱そうな商人に絡むヤクザものはきっと居たんじゃないかな。千穐楽終わった後にお手紙を書いてくれました。似顔絵入り!

藤堂平助(朗読)役の陶国 貴矢さん

お兄ちゃんの声帯。終わりの方の藤堂が隊士に刺されるシーン、モノローグが彼の声優の技量がなければ完成しませんでした。殺陣パートの進行にモノローグの進行を合わせてもらったおかげで、殺陣パートはとても思い切り出来てやりやすかったです。その分陶国くんの時間管理がめちゃくちゃシビアになってしまったので、、、。
背高のっぽ組の陶国くん、後ろの高台からの景色はどうだったんでしょう。

藤堂平助(殺陣)役の壁谷 拓実さん

お兄ちゃんのボディ。最後の藤堂を斬るシーンはもちろん、殺陣パートの池田屋でもどうやったら額の怪我をよりリアルに見せれるか悩んだり、どうやったら納刀が綺麗に見せられるか、舞台での身体的表現に真っ向から向き合っている人でした。本来の刀の重さを思い出すために箱椅子を振り回してよろけてたあの本番前の稽古、私もやりたくて見ながらうずうずしていました笑

近藤勇役の浅野 拓生さん

初めてお会いした時は、キリッとした感じでどうやったら上手く話せるか考えていましたが、周りのと関わり方を見ているとよく胸板で遊ばれている優しいお兄さんでした。ギャップとはまさにこれか。
「やめろよー!」と言いながら胸板で遊ばせてくれる幼稚園の先生のような優しさのなか、近藤としての隊をまとめる人望、雄々しさ、お茶目さを持ち合わせている最高の近藤さんでした。

土方歳三(朗読)役の前田 昌利さん

お茶目なええ声のひと。よく殺陣パート同士で模造刀で遊ぶ中1人朗読パートから混じってくれました。(過去ツイート参照)https://twitter.com/reading_miburo/status/1234113802230124544?s=21
土方歳三はかなり怒りっぽく大声で怒ることもあり、稽古段階では顔芸(?)がたくさん見られたのに、小屋入りしてからは幕で見えず、割と幕裏で表情が気になっていました。見に来てくださったお客様は後でこっそりどの顔が良かったか教えてください。

土方歳三(殺陣)役の鯨井 大洋さん

鬼の副長とは真反対の、これまたお茶目でユーモアが溢れるお兄さんです。稽古の時からタカさん(鈴木さん)との掛け合いがコンビっぽくて楽しかったです。
そして3日目の前説の御相手を務めていただきました!
まさか当日の朝あんなに沢山お饅頭と大福を買っているとは思わず…笑
どんどん羽織の袂から和菓子が出てくるのでゲネ段階からどうアレンジしようか演出さんと打ち合わせしているのがとにかく幸せな時間でした。

あの後、スタッフ(鯨井隊士)が美味しくいただきました。

「「ぐわぁぁぁぁ!!!」」(どのシーンかわかるかな?)

沖田総司(殺陣)役の中井和 るなさん

殺陣パートの沖田はとにかく戦いの真ん中にいることが多く、咳き込んでしゃがんだところから切ったり、鳥羽・伏見の戦いでは剣舞を披露したりとトリッキーかつ技術面でもなかなか難易度高めな役だったと個人的に思います。剣舞の時に私のアルミ刀をお貸ししたのですが、竹光や木の模造刀と比べかなり重いんです。それでも振り回せないほどでは無いけれど、稽古で何回もやると腕が疲労してしまうのではと心配でした。そんな心配をよそにめちゃくちゃ感動的なシーンが生まれて、幕裏で舞台上の剣舞を想像しながら物語に浸っていました。
そしてるなちゃんも千穐楽後にお手紙をくれました!
帰り道よく一緒に帰るので、色々話しながら真面目に意見を交わせたのがとても舞台にとっていい時間だったとしみじみ思います。真面目か。私もか。

永倉新八(朗読)役の盆子原 康さん

ぼんちゃん。ええ声の最年少。英字発音がすごくイイ。
何かと三馬鹿トリオ(原田・永倉・齋藤)の掛け合いのなか、緩急つける役目が多かった気がします。「Oh…」とか「Wow…」とか、とにかくいい声でぼそっと合いの手入れるぼんちゃん。クスクス笑いが客席から聞こえると何故か私も嬉しかったです。割と周りもガッツポーズしていました。

永倉新八(殺陣)役の積田 裕和さん

池田屋で絡んだり、伊東を切ったり、藤堂を追い詰めたり、何かと殺陣パートで近い行動を取っていました。前の舞台で槍を扱っていたそうなので、どこかで槍使うところ見たかった…!
そして1日目の前説の御相手でした。なれない前説に一緒にしどろもどろ悩んだりしたおかげで2日目、3日目と前説を降りずに済みました…。
局中法度違反で切られる構想はここでのやり取りから産まれました。

斎藤一(朗読)役の鶴留 伊利也さん

普段は大阪弁ながら、メガネがトレードマークということで、斎藤のキリッとした頭脳派な形を殺陣パートの奈良さんと作り上げてくれた方でした。
伊東(と沖田)の被害にあう不憫なはじめさん。裏で聞いてて「僕ゥ?!」って聞こえたり、はける時の沖田に対してのアドリブも毎回楽しみでした。

斎藤一(殺陣)の奈良 宙生さん

奈良さんは稽古中どの役を代役でやっても奈良節が強い。カオルの代役の時は完全に劇画調になっていた。「このカオル、玄人過ぎる…ッ!」北斗七星拳も真っ青。
朗読の齋藤役である鶴留さんとお互いのフィーリングで役の調子を合わせていくスーパーマン。士魂流水流の殺陣はステージで拝見していたので殺陣の話を良くさせて頂きました。武器修理を徹夜で稽古までに間に合わせてくださる職人でもあり、彼がいなかったら殺陣パートの刀は本数が足りないか、ガムテープでぐるぐるだったかも。ネームド隊士の刀は自作で誂えてくださいました。

修理代金は近藤さんにつけといてください。なにとぞ。

山南敬助、剣客役の鈴木 貴広さん

剣客仲間であり、山南敬助の朗読も急遽担当することになった人。幕裏での早着替えの多さに驚きました。そしてタカさんのおかげで稽古場では「下り龍」というワードがめちゃくちゃ流行りました。どういう意味かはご想像にお任せします。固形物NGなのにどうしてあんなに動けるのでしょうか。燃費が良すぎる。

伊東甲子太郎役の金子 麗さん

我等がBL要員伊東。殺陣経験がないながらに稽古が休みの日は近所の公園で木刀を振り、稽古段階からストイックに毎回ネタを変えてくる真面目なキャラとは裏腹な弾けた伊東を演じきってくださいました。覆面で浪人にも紛れ込むため、化粧のオンオフが激しく、裏ではこまりちゃんと私で化粧して柄シャツきて打ち掛け着てうちわで仰いで…とドタバタでした笑 なので笑いが起こるとほっとして、シーンが終わったあとはハイタッチ。これがなかなかの達成感です(月川はこのシーンには出ていないのに)。しかし幕裏で声を出さずに笑いを堪えるのは至難の業過ぎる…。

加納惣三郎、剣客役の杉浦 淳さん

剣客仲間かつ、沖田に懸想するBL要員でもある加納。ものすごい高さのハイジャンプをウォーミングアップでするハイパーボディ。惜しむらくはハイパージャンプを舞台上で披露するシーンがなかったことか…。
藤堂を粛清するシーン。スローモーションの無声芝居の中で、なかなかかつての仲間である藤堂を切れない隊士(月川)を演じた時、何となく稽古段階で「こういう風にやり取りしたいなぁ」と思ってたことを一発目から出来てピッタリハマった感がありました。「お前が行け!斬れ!」って隊士(杉浦さん)にサイレントで言われて渋々斬るも思いっきり外す隊士(月川)、優しいのかポンコツなのか。
こまめな差し入れとメッセージカードをいつも用意してくださる筆まめな方でした!

広瀬医師役の角口 美優さん

「美」のミューズ。スタイルのいい女医さんって、なんかイイですよね。そして角口さんの美声。山を登って「みんな元気だなぁ…」ってゼーハーしている広瀬医師、夜の時間帯での稽古中にあまりのリアルさにみんなからツッコミを入れられていたのがめっちゃ笑った思い出です。いつも気の利く角口さん、幕裏では幕の開閉とか色々な手伝いを色んな場所でしていて、初舞台とは思えない気配り上手な方でした。大変助けられました。ありがとうございました!

事前の殺陣稽古。



ウワーーーーーーー!!
こうして書くとなかなかに恥ずかしい!
見ないで欲しい!でも本人にも読んで欲しい!

なので(?)拡散してください、よろしくお願いします。

一発目のブログ、こんなに長く書くと次の投稿が短く思えてこないか心配です。

今から言っておきます、手抜きじゃないです!笑

そもそもこの長さ読むの辛くないですか?
分けた方が良かったなぁ、、、

でも書ききっちゃったからこのまま投稿します。
きっといくつか投稿するうちにブロガーとしての経験値も上がるはずです。今まだブロガーLv.1なんです。メタルスライムなんてものはない!!

では今回はこの辺で。

ノリノリの前説。(お客様からお写真お借りしました)



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