先日月川が出演した舞台「晦冥のソナタ」が無事千秋楽を迎え、終演いたしました!
ご来場頂いたお客様、配信をご覧のお客様、応援頂いたすべてのお客様 、
本当にありがとうございました!
公演が中止になるような怪我やコロナ陽性者も出さず千秋楽を迎えられたのも、
劇場での対策にご協力くださったお客様をはじめ、劇場スタッフの皆さま、裏で役者をサポートしてくださった制作の皆さま、ギリギリまで対策を徹底的に守り続けた役者のおかげだと思っています。
これからのお芝居はこれがスタンダードになるのかと思うと、なかなか大変なことだと思います。でもそれでもお芝居を観ていただくチャンスが残されているならそこに向けて調整していくことがWithコロナの時代の表現者のなすべきことだと思いました。
さてさて、ここからは各出演者との思い出を書いていこうと思います!
結構長くなると思うのでお覚悟を!(笑)
(どこから目線だよってなってたらゴメンナサイ…)
~独立軍セレナイト編~
慎ちゃん(廣畑慎之介)
Aチームのラルド。9月からの新規メンバーでした!1か月で殺陣ダンスセリフとおっそろしいほど詰め込んでいたのにいつも笑顔で二カッと笑った顔が印象的でした。ソロのシーンは慎ちゃんは少林寺拳法をやっていましたが、型がやっぱりかっこいい!正義感のあるラルドらしい稽古場でも優しい子でした。
シュウさん(カラスマシュウ)
Bチームのラルド。シュウさんは気の利かせ方が座組の中でもピカイチでした!最初のころに月川の誕生日を勘違いしてプレゼントくれたのが今でも笑える思い出です。割と個人的に舞台に関して悩みを相談させてもらったうちの一人でした。細やかで繊細な、人の痛みがわかるシュウさんのラルドは優しさが前面に出ていたのではないでしょうか。
こーたさん(来嶋孝汰)
シングルキャストのタイト。この舞台で初対面でしたがこーたさんとは共通の知り合いがいて、なにかと道中でいろいろ話させてもらっていました。自分の発言したときのリスクやデメリット、逆にメリットはなにか等深い話をする機会も多かったような。豪快に笑う顔が印象的なアツい九州男児でした。
さくら(みなみ桜)
シングルキャストのスピネル。私もダンスをやっているので、何かと動きを陰でじっと見ていました。(決してストーカーではない)バレエやジャズ、コンテンポラリーな動きがとってもきれいで、どっちかというとロックやHIPHOPをやってきた月川からしたらめっちゃかっこよかったです。一緒にいるととってもダンス熱が燃え上がります!
らら(小波来桜)
シングルキャストのマリン。現役JKアクション少女!今回はららだけが唯一前方展開を組み込んだ立ち回りをしていました。NieRという洋服のブランドが大好きなおしゃれガールで、稽古場にいっつも着てきていました。金髪ツインテールから繰り出されるハイキックの見ごたえたるや。月川は前方展開の前に側転から頑張ります・・・。
財ちゃん(財木菜梨子)
Aチームのセラフィ。稽古場でもみんなのアイドルであり癒し。意外とオタク趣味が月川とおんなじ感じで話しやすかったです。いいよねアズール。セレナイトのダンスナンバーがなかなかに大変で一緒に練習したりしたね。夜まで稽古があるときは一緒にオタクトークしたりしながらゆで卵とサラダチキンをむさぼっていました。財ちゃんはサラダ。これがアイドルか。
はるちゃん(泊口春菜)
Bチームのセラフィ。9月からのメンバーで最初に合流した稽古がダンスだったからほんとにはじめましての日から一緒に練習していました。「つっきーさん私に出来るって言ってください!」と言われたときは「なぜ私!?」と思っていましたが、はるちゃんに「今日も出来るよ!」って言うのがだんだん楽しくなってきて、後半は私のほうから声をかけるという謎の二人だけのシステムでした。その言葉に月川まで勇気もらっていました。言霊パワーなんだろうな。
あいあい(大木愛依)
Aチームのクレース。9月からのメンバーで、実は前半はあまり話せなかったんです。(大後悔)最初に話していて盛り上がったのは同じ靴下を履いていたあの日かな。そこから怒涛の勢いで仲が縮まった気がします。アクションアクロバット殺陣未経験とは思えないくらいBチームのクレース(後述)に近くなっていって経験者のはずの月川のほうが焦っていました。ま、まだ負けないかんな!
みーな(中村未菜実)
Bチームのクレース。うどん大好きアクロバットエアリアル少女。年上なのに気が付いたらガンガンため口をきいていました。めっちゃ話しやすい。バレエの先生だったりとダンス講師としても活躍しているみーな。また一緒にアクロバットやエアリアル教えてほしいです。いつか東京のそとばこまちのほうでも一緒に出来たらいいね!
さりあ(鵜飼彩理亜)
Aチームのドット。めちゃくちゃ礼儀がしっかりしている子。舞台始まってOPで最初に殺陣をするのはドットVSアンバー(月川)でした。ここでのつかみが舞台の印象を左右すると思っていたのでBチームのドット(後述)とも一緒にどう魅せるかをあーでもないこーでもないと一緒に悩みました。わかんないところをそのままにせずすぐ質問に来てくれるのが頼ってもらえてるのかなぁとひっそり嬉しく思っていました。
みのりん(川上美実)
Bチームのドット。殺陣経験者ということだけあって安心感が半端ない。今回の殺陣師である宮本さんとの付き合いが長いだけあって、細かいニュアンスはみのりんを参考にしていました。稽古終盤にかけてドットの思いがあふれるように自分の中に流れてきて、それを受けたアンバーがどう思うのか考えると同時に、みのりん演じるドットへの感情移入がすごかったです。唸り声でもあんなに感情が伝わるのかと自分の芝居を振り返っていろいろ考えちゃいました。
~オブシディアン帝国編~
りっきー(宮城力也)
シングルキャストのジャスパー。モデル兼「クランプ」というジャンルのダンサーでもあるりっきー。めっちゃいい声。その声色を使い分けて戦闘狂とドットの兄貴分を演じていました。なんだろう、ベルベットボイスだよね。アンバーとは座学と実践の教官組としてなんやかんやオフの芝居をすることが多かったです。稽古場ではちょっとずれてる時もあるけどいつも温和な笑顔でボケてくれてました。クランプ踊ってみたいなぁ。
たしろっち(田代命)
Aチームのモリオン。9月からのメンバー。声優ながらガンガンアクションや殺陣をこなすびっくりお兄さん。そう、年上なのにもかかわらず「たしろっち~!」と呼んでいました。しんどくて泣いてるとこを帰り道ずっと話を聞いてくれたやさしさから繰り出されるサイコパスなモリオン。温度差に芝居の醍醐味を感じました。サイコパスキャラっていいよね。
広都さん(成瀬広都)
Bチームのモリオン。今回の公演の中で一番武闘派だったのではないでしょうか。無口なモリオンも戦闘の時はド派手に殴り掛かっていました。稽古場ではアクションのわからないところやよりかっこいい魅せ方を伝授してくれるアクションマスターのお兄さんでした。普段の歌って踊るパフォーマンスから活かした魅せ方はほんとに勉強になりました。
こいずみ(小泉涼)
こいずみ。あ違ったシングルキャストのモルガナ。一人で稽古場に2時間近く居残りして木刀で素振りをし続ける意外と真面目な青森ボーイ。その居残り稽古の様子はパンフレットにも写真で載っています。「こういう練習するといいよ」といえばいえでハンガーを使って練習してきたり、急に倒立の練習しだしたと思えばしばらくしたらめっちゃうまくなっていたりと、個人的に尊敬するところが多いやつです。こいずみタイム(こいずみの発言の後に訪れる静寂)は真似したくないけど(笑)
ヨウちゃん(佐野ヨウ)
Aチームのブラッド。かわいい。足の筋を傷めながらも千秋楽までブラッドをやり切っていました。「美しさも必要だがな(バァン!)」のものまねを稽古場や本番中に何回やったことか。アンバーも怒り狂いながらちっちゃくバァン!していました。気が付いた人はすごい。今回月川の同級生が何人か観に来てくれたんですが、圧倒的に人気でした!アンバーよりも。楽屋ではお互いの髪とウィッグをセットしあっていました。ロングヘアー組は大変だったね。毎日おしゃべりしながら1時間メイクとヘアセットしていました。
あおちゃん(あお。)
Bチームのブラッド。ヨウちゃんはいわゆる「可愛い地雷系」だとしたら、あおちゃんは「美しいお色気系」でした。もともとコメディが得意だと聞いたいたのですが、美貌とお色気キャラってこんな化学反応を起こすんだとあおちゃんのお芝居を観ていて日々驚きでした。お裁縫も得意で、よくみんなの衣装のほつれを縫っていたのを思い出します。「美しさとは、美しい動きとは」とじっくり考えてトライアンドエラーを繰り返す真面目なあおちゃんブラッドでした。
澤ちゃん(澤口果歩)
Aチームのベリル。9月からのメンバー。専門学校から単身でこの座組に飛び込んできてくれました。きっと周りからいろいろ言われることもあったと思うけど、稽古場ではいっつも明るく笑いを取ってくれるとっても素敵な女の子です。ガールズトークに花を咲かせたり、ベリルの大剣の所作についても熱心に研究していて、稽古ごとに剣の重さや太刀筋が変わっていくのを尊敬の目で見ていました。
けいちゃん(高橋けい)
Bチームのベリル9月からのメンバー。稽古場ではめっちゃ頼れるお姉さんです。アンバーはすぐつっかかっていくけど、ギャルっぽいけいちゃんのベリルが大好きでした。つっかかりやすいし、毎回いろんなリアクションをしてくれたりLINEで芝居のプランを提案してくれたりと、アンバーの芝居を支えてもらいました。けいちゃんもダンサーなので、一緒に踊りたいです。
~インカローズ編~
うみちゃん(うみ。)
Aチームのコーラル、Bチームのルピ役。まさかの一人二役。インカローズのテーマの作詞や座組のボイストレーニングもうみちゃんがやっていました。とにかく多才で歌声が綺麗。うみちゃんのおかげでミックスボイスが出せるようになりました。稽古場でのみんなの些細な変化にもすぐ気が付いてフォローしてくれたり心配の連絡をくれたり励ましてくれたりと、リアルでも心を癒してくれました。年下なのにすっかり月川も甘えて頼ってしまいました。みんなのママ。もとは役者ではなかったと聞いてびっくりするくらい舞台上でもかっこよかった。
まいみさん(Maimi)
Bチームのコーラル。9月からのメンバー。シングルマザーで大変な中コーラル役を務めあげてくださいました。そしてスタイルがおっそろしいほど良い・・・。芝居の中にも母としての力強さがあったように感じています。ラストスパートの追い上げがすごかったのもしっかり覚えています。母は強し。
はこちゃん(函田ゆうみ)
Aチームのルピ。9月からのメンバー。普段のアイドルとしてのライブ活動の合間を縫いながら稽古に参加していました。月川もダンスライブを毎月していた時代があるのでなんとなくはわかるのですが、それより圧倒的に多いアイドルとしてのライブの回数を公演ギリギリまで続けながら舞台の稽古をするって並大抵の想いじゃ走り切れないと思います。帝国軍とはあまり絡む機会も少なかったけど、1表現者として尊敬しています。
健ちゃん(桐木健輔)
Aチームのチャロ。9月からのメンバー。光のチャロ。年上なのにいい意味で年下感のある優しいお兄さん。稽古場では演出家含めいったい何人がその可愛さにやられたか。最後まで敬語で接することが多かった気がします。何度月川のほうからタメ口をききかけたことか。でもきっと健ちゃんなら許してくれる気がします。
せな(大崎聖奈)
せな。あ違うBチームのチャロ。Aチームの殺陣アンサンブル。犬系男子。ポメラニアン派かラブラドールレトリバー派に分かれますが、個人的にはケルベロス派です。健ちゃんのチャロが圧倒的な光だとしたら、せなのチャロはただ単に闇ではなく、「水面に落とした一滴の墨」のような表現が過去に出会った役者の中でも随一だと思っています。アンバーの役作りにアドバイスをお願いしたり、殺陣も武闘派でダンスもゴリゴリにできるオールラウンダー。あざt…魅せ方の自己分析今度教えてください。
たまちゃん(藤井環)
Aチームのパーズ。めっちゃ声がいい。開演前、終演後の場内アナウンスもたまちゃんの声が流れていました。劇中歌「ALIVE」の高音域のハモリがもうほんとに大好きで、舞台裏でずっと「いいなぁすごいなぁ」とつぶやいていました。終盤の4人で歌う「インカローズのテーマ」が綺麗すぎてアンバーは泣きませんが思いっきり影響受けそうになっていました。家でアーカイブ観て泣きました。殺陣も貪欲に学ぼうとする体力お化けで、真夏に稽古場まで10㎞以上自転車で来ている時期もありました。
ことみ(木村心静)
Bチームのパーズ。現役JKですが芸歴で言えば大大大先輩。ことみ大先生。座組の中で誰よりも冷静にみんなの芝居を観ていました。何年先になってもまた共演できる機会が来てもいいようにもっと芝居を学ぼうと、ことみの芝居への姿勢をみて思いました。舞台のことで悩んで泣いてる時も芝居にガチだからこその意見を年上にも臆せず出そうとしてくれるので、とってもとっても月川はことみのことを尊敬してるし、ことみのことが大好きです。
~アンサンブル編~
まどか(伊藤まどか)
民衆だったり帝国の兵士だったりするアンサンブルですが、まどかは稽古場でも率先してその日いない役の代役で入ってくれるスーパーヒーローでした。こういうところで人は信頼を得ていくんだなぁと、その様子を見ていて自分は今何ができるかを考える習慣を作ることができました。あと地味に行きがけも帰りも一緒のことが多かったです!もう一緒に稽古場に行かないのかと思うとなんかさみしいなぁ。
めいちゃん(出合明佳)
アンサンブルながらアクロバットやダンスのキレはほかの出演者にも負けない最年少16歳。「この動きできる?」って言われてやったことなくてもすぐ真似できちゃう天才。そしてやっぱり芸歴は大大大先輩です。稽古場の隅でじっとみんなの稽古を見ているおとなしいけど芯がしっかりした子。そして可愛い。16歳に見えないとずっと初めのころから言われていて、今も信じられないです…。
まお(幸田万和)
9月からのメンバー。最初の稽古に袴で来て「あー私も袴履いてくればよかった」と思ったのもいい思い出です。殺陣は経験してたけどアクションに最初は戸惑って一緒にいろいろ悩んだね。きっといろいろ追いつくためにしんどかったと思うけど、くじけない強さが素敵な女の子でした。
~フラワースタンド、お花紹介編~
前の舞台もそうだったのですが、
このキャスト全員との思い出を書くことでようやく自分の中での1つの舞台が終わります。
ほんとはまだまだ書ききれてないことも多いしアンバーへの想いやこだわりも書こうかなと思ったのですが、それはきっと観てくださったお客様に伝わっていることがすべてだと思います。
上げきれてない写真は、またこの先のブログでちょこちょこ紹介していけたらと思っているので、また覗きに来ていただけたら嬉しいです。
これからも月川をよろしくお願いします!
では、今日はこの辺で。
またね、アンバー。