念願叶ったりで、やっとヘアドネーションとして髪の毛を寄付してきました!
肩くらいのショートカットからこの長さになるまで2年半〜3年くらい?かかりました。
正直、大体的に「ヘアドネしてきました!」って言うのはなんか小っ恥ずかしいというか、何も言わずにサッと済ませるのがカッコいい大人かもしれないと思いますが、個人的に人毛かつらには思い入れがあるので、ちょこっとだけブログに載せます。
高校生の頃、何故か髪の毛が少しずつ抜け出して、地肌が見えるくらいまでごっそり抜け落ちてしまった時期がありました。
おしゃれするのも好きだしメイクにも興味深々、ダイエット仲間の友達と情報交換する、なんて普通の女子高生だったので、髪の毛が無くなることがすごくショックで悲しくて、体育の時間とか髪の毛をまとめる授業がすごく辛かったのを覚えています。
学校に事情を話して、髪の毛と同じ色のヘアターバンみたいなアクセサリーで隠すのを特別に許可してもらって、必死に地肌を隠していました。
近くの美容院や皮膚科にも相談して、人毛かつらを勧めて頂き、カタログを取寄せて見ているうちにまた生えてくるようになったので、結局購入するには至りませんでした。
でもあの時の、浴室の排水溝に髪の毛がとぐろを巻いている恐怖や、朝枕元に髪の毛がたくさん散らかっている光景は、未だに忘れられません…。
ヘアドネーションは、髪の毛を美容室などで切った後、自分で梱包して好きな寄付先を選んで自分で郵送したり発送したりします。
私も色々調べて、ここなら役立ててくれそうだと思ったところにお送りしました。
私の場合は最低限の長さである30cmより少し長いくらいの長さでお送りしましたが、これだとショートウィッグになるそうです。
髪の毛を半分に折って植毛するので、50cmあるともう少し長いミディアム〜ロングのウィッグが作れるとの事でした。
老若男女問わず、見た目が以前と変わることはすごくストレスだし辛い気持ちになる中で、人毛かつらを使うことで少しでも高いQOLで過ごせたらいいなと思い、今回寄付しようと2年くらい前から計画していました。今回やっと寄付することが出来てほっとしています。
あのころのヘアターバンを巻いて周りの目を気にしていた自分へ、今こんなに周りの人にも恵まれて、お芝居や殺陣、ダンスを続けられていて、どうやってこの恩を周りに還元していけるか、そんなことを考えられるようになったことを伝えに行きたくなりました。
本当に奇跡的なくらいお芝居も殺陣もダンスにも関われているのに、まだまだ足りないものを求めて焦ってもがいているところは、あの頃とずっと変わらない気がしますが…(笑)
焦りに押しつぶされそうな時は、足元を見て今目の前のことに集中するべき時なのかな、とか考えたりしつつ、今日はヘアドネーションしてきたよ!のご報告でした。
それでは今日はこの辺で!